親知らずの抜歯実績年間500本以上。口腔外科を専門とするドクターによる技術とスピード
親知らず
親知らずの抜歯は、患者様にとって、一大決心です。色々な噂などを耳にし、患者様が惑わされている場合がよくあります。
当院では、親知らずの抜歯経験が年間500本以上の口腔外科出身の院長が抜歯を行いますので、大学病院に行く必要はありません。
親知らずの症状やその影響、抜歯や抜歯後の状態などの疑問に院長が丁寧にお答えします。
親知らずは、抜くべき?抜かないべき?
親知らずは抜かないといけない?
親知らずをできれば抜きたくないと思われる患者様は、とても多くいらっしゃいます。
親知らずを抜歯した方が良いケースと悪いケースがありますのでご参考ください。
最終的に抜歯すると決断するのは、歯科医ではなく患者様ご自身です。
親知らずを抜歯した方が良い場合
- 親知らずのところまで、歯ブラシが届かず虫歯のある方
- 度々、炎症を起こして痛みのある患者様
- 妊娠を控えている方
- 冷凍保存できるようなケース
親知らずを抜歯しない方が良い場合
- 妊娠している。または授乳中の方
- まっすぐに生えていて、歯が健康な状態の方
どうして、虫歯になりやすいから抜くのですか?
何度も炎症を繰り返している親知らずの抜歯
妊娠を控えている患者様
これから妊娠を計画されてい方や結婚された方には、抜歯をおすすめしています。
妊娠するとホルモンのバランスが崩れ歯周病になっていないのに歯肉が腫れやすくなります。そうなると、一番奥にあって、磨きにくい親知らずが腫れはじめたり、虫歯になります。
妊娠中は、お腹の中に赤ちゃんがいるので、痛み止めや抗生物質を飲むことはできません。治療法は、つわり中、歯ブラシを奥まで入れて磨いたり、うがい薬で口をすすぐくらいになります。
ですので、妊娠前に抜歯されることををお勧めします。
親知らずの与える症状・影響
◆歯肉が腫れる
歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすく衛生的ではなることで、炎症が起こってきます。
横に生えてきた場合は特に、前との歯の溝に汚れがたくさん溜まってしまいます。
◆歯並びが悪くなる
親知らずが横に生えているケースでは、前の歯を押す為、歯並びが悪くなって、咬み合わせがずれて合わなくなる場合が考えられます。原因が親知らずがはないケースもありますが、抜歯後も親知らずにより、押し出された歯並びが改善されるとは限りません。
親知らずの症例
親知らず: 水平埋伏智歯(すいへい まいふく ちし)の抜歯
下顎のスペースが少なく、水平に埋まってしまっている親知らずです。
親知らずは大人になってから生えるものです。
昔と比べて、固いものを噛むことが少なくなり、あごが発育せず親知らずの生えるスペースがなくなっている方が増えています。
このような場合、前の歯を押して斜めに生えようとしてしまいます。
右の写真は水平に埋まった歯の頭が上に出てきている症例です。
全部埋まっているとよいですが、この状態のままにしておくと、食べかすが溜まり、炎症や虫歯の原因になります。そして、親知らずが前の歯を押して、歯並びが悪くなる場合もあります。
親知らず抜歯時の麻酔
顎には下歯槽神経という太い神経が通っています。
この神経に麻酔を行うため、親知らずを抜いた後に思うように飲食が出来なかったり、唇やその周辺の感覚がなくなります。麻酔の量は個人差がありますが、1~2時間ほどで麻酔が切れて通常と変わらない生活が出来ますので、麻酔が効いている間は唇や舌を噛まないよう注意しましょう。
また、炎症がひどい際は、麻酔が効きにくくなるので、親知らずがまっすぐに生えていない状態の時には早めの治療が大切になります。
智歯の影響(カリエス 歯周炎)
親知らずがまっずぐに生えず、いびつな方向に生えてしまうと、かみ合わせが悪いところに食べかすがたまって、炎症や虫歯の原因となります。
親知らずだけではなく、健康な状態の歯まで、虫歯になってしまう場合が多くあります。
その時に痛みがなくても炎症や虫歯になる前に抜歯をすることをおすすめいたします。